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資産運用と分散投資2

「資産運用と分散投資1」では、金融商品間の分散投資について述べました。

ここでは、それ以外の分散投資の考え方について述べます。

■ 外貨の分散
■ タイミングの分散
■ 投資手法の分散

外貨の分散

外貨の分散は、「資産運用と分散投資1」で述べた、外貨建ての金融商品にも分散投資するという考え方をさらに推し進めたものです。

対ドルで円が安くなりそうだからドル建ての金融商品を買ったとします。しかし、そのドル自体が他の通貨、例えばユーロに対して弱かったら、あまり嬉しくありませんね。

外貨建ての金融資産を持つ場合、複数の外貨で金融資産を持てばさらに分散効果が高くなると考えられます。

これが、外貨の分散という考え方です。

タイミングの分散

「タイミングの分散」は、株式投資やFX(為替)取引において特に有効な考え方です。

株式投資やFXでは仕掛けるタイミングが決定的に重要です。

例えば、株式市場全体が暴落したとき、多くの銘柄が売られすぎの状態になります。それらはいずれ、急激に反発上昇するので、短期間に大きな利益が期待されるのですが・・・

暴落の底を見極めるのは至難の業です。ここまで下げたら底だろうと、明確な根拠が無いのに買いに入ると、株価はそこからさらに大きく下げて含み損を抱えてしまう、ということがよくあります。

そもそも、ハッキリした根拠も無く底だと思うこと自体が問題なのですが、それは置いておくとして、複数回に分けて買いに入れば大幅にリスクを下げることができます。

Aという銘柄を200万円の資金で買い付けるつもりなら、例えば資金を4等分して、50万円の資金で最高4回まで買いに入るのです。

1回目に仕掛け後、株価が下げるようであれば、次のタイミングで2回目の仕掛けを行います。さらに株価が下げれば、3回目、4回目というように仕掛けます。

もし、1回目の仕掛け後に株価が急騰するようなら、売却して利益を確定します。その場合、200万円で一度に仕掛けた場合と比べて利益は4分の1くらいになってしまいますが、リスクが大幅に減ったので仕方が無いと割り切ります。

そもそも、分散投資はリターンを犠牲にしてリスクを許容範囲に収める手法なのです。

投資手法の分散

「投資手法の分散」も、株式投資やFX取引において特に有効な考え方です。

マーケットの値動きの状態にはいろいろなパターンがあります。

  上昇トレンドが発生している状態
  下降トレンドが発生している状態
  狭い価格の範囲で保ち合っている状態
  比較的大きな価格の範囲で上下動を繰り返している状態
       ・・・・・・

それぞれの状態で、有効な投資戦略は異なります。

例えば、トレンドが発生しているときに有利な投資戦略としてブレイクアウト戦略というものがあります。直近のある期間の高値を超えて上昇したら買う、というものです。

マーケットが保ちあいの状態にあるときにこの投資戦略を用いると、損切りばかり発生して儲かりません。

マーケットは次から次へとその状態を変化させていくので、1つの投資戦略だけでは安定して資産を増やすことはできないのです。

そこで、重要になってくるのが、全く性格の異なる複数の投資戦略を並行して運用する、という考え方です。

その時のマーケットに合っていない投資戦略は小さな損失を出すでしょうが、ぴったり適合した投資戦略が大きな利益を出せば、全体として資金を増やすことができます。

これが、「投資手法の分散」です。

なお、その時のマーケットにぴったり合った投資戦略だけをピンポイントで選択・運用できればそれに越したことはありません。一般には難しいので、ある程度並行して運用することになります。

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